前職は運送会社でドライバーをしていましたが、通関業務に興味があったので、働きながら通関士の資格を取得しました。それから1年半ほどして、通関業を立ち上げて間もないアスト中本で、「貿易事務・通関業務」の募集を行っていると知り、初期メンバーとして加わり、そこで経験を積むことで、部門を引っ張っていけるような人財になりたいと思い応募しました。

輸出入取引が円滑に行われるよう、お客様に代わり、輸出入申告書類の作成やコンテナ積載・荷下ろし・倉庫・運送などの手配、税関検査の立ち会いなど、取引に欠かせない手続きや手配、スケジュール調整を行うのが主な業務です。法律が変わったり、新しい規制ができたり、また、これまで扱ったことがない商品を依頼されたりと、資格取得後も学ぶべきことは多いですが、経験を積むことで大きな自信につながります。納税申告に誤りがあった場合、修正申告を行ったり、過少申告加算税などが発生したりなど、お客様に迷惑をかけることになるので、関税額の算出には常に緊張感が伴います。ダブルチェックなど二重の確認を徹底することで、ミスを防いでいます。

長年にわたり地域に密着した事業を展開しているので、古くからお付き合いのあるお客様が多く、円滑なコミュニケーションで仕事をスムーズに進めることができます。また、お客様の業界は機械、食品、雑貨、化学品など幅広く、様々な商品を扱うことができるので、知識の幅が広がり通関士としてのレベルもアップします。今後、挑戦したい仕事は次世代を担う後輩の育成。ライフスタイルの多様化により、仕事と家庭の両立、自分らしい生活など、人々の価値観も大きく変わりつつありますが、多様な人財がもつ個性を活かすことで、顧客の共感・信頼を獲得。企業としての競争力をこれまで以上に高められるよう、尽力できればと考えています。