100年以上続く会社で、地元に本社があり、小さい頃から大きなトラックやトレーラーが出入りするのを目の当たりにしていたのが、入社を考えるきっかけでした。大手企業様とお取引があり、扱う荷物の量が多く、経営が安定しているのも、興味をもった理由のひとつです。知り合いの方から、アスト中本で社員を募集しているという話を聞き、受けてみようと思いました。

お客様から依頼を受けて、ご希望の日時や場所に荷物を届けられるよう、トラックやトレーラーの手配をする仕事です。どうすれば、ドライバーに無理をさせず、より効率的かつ安全に荷物を運べるか。荷物の種類や大きさ、量、行き先などを踏まえて、車両を割り当てていきます。出荷量や車両の稼働台数は日によって違うし、想定外の出来事もしばしば発生するので、車両の現在地や到着時間、走行ルート、道路状況などを常に把握しながら、対処する必要があります。同じ量の荷物を運ぶにしても、担当者の采配ひとつで、車両1台当たりの利益率や稼働率、積載率が異なってくるので、頭をフル回転しながら、突き詰めていく面白さがあります。

大手企業様とのお取引が多いので、長期的な視点で運行計画を立てられるのはよいところです。想定外の出来事や急な案件が多いと、無駄な業務やコストが発生しやすいですが、前もって分かっていると事前に対処できるので、効率的に運用することができます。また、アスト中本は50台以上の自社トラックや自社倉庫からの入出庫が多いので、不測の事態が発生しても、比較的柔軟に対応できるのが大きな武器です。今後は、安全運行を管理するスペシャリストとしての腕をさらに磨くため、「運行管理者」という国土交通大臣指定機関が実施する資格試験にも挑戦したいと思います。そして、今は配車管理だけでいっぱいいっぱいになりがちですが、自社が展開する業務内容にももっと目を向け、自分なりに創意工夫していければいいなと思います。