株式会社アスト中本 RECRUITING SITE

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クリエイティブな発想で
物流に新たな付加価値を!

背景と課題

物流がもつサービスの中で、輸配送や保管など、ひとつの機能に絞ったサービスばかり提供していると、価格競争に巻き込まれやすいこと。また、スポット的な仕事が増えても、継続的かつ安定的な依頼につながらないことが課題でした。そこで、お客様が本当に求める物流サービスとは何かを模索し、提供することで、継続的なお取引につなげる取り組みがスタート。

具体的なテーマ

私たちがお客様に提供できる価値は何なのか。輸配送や保管などのサービスを提供しているお客様に、どういうサービスをプラスすれば、「アスト中本にお願いしてよかった。これからも継続してお願いしたい」と言ってもらえるのか。このテーマと向き合う部署「企画室」を新設し、新たな価値の創造にトライ。また、付加価値を創造する人財の育成にも力を入れることにしました。

アクション

  • STEP 1

    新規顧客、既存顧客に対して、何かお困りごとがないかをヒアリング。話を聞くだけでは、なかなか実態が掴めないので、長ければ1ヶ月ほど、お客様の現場に入らせていただき、実際の作業を経験。どこに課題があるのか、身をもって知るところから始めました。

  • STEP 2

    トラックや倉庫、通関サービスなど、アスト中本が持つリソースをフルに使って、お客様の業務効率化、コスト削減などにつながる価値を、どのようなカタチで提供できるかを検討。数値化するのが難しい“勘”や“経験”の部分を、アウトソーシングでどう実現するかに、一番苦労しました。

  • STEP 3

    組立ラインへの部品供給や組立作業など、ものづくりの一端を担うサービスを創出。倉庫内に製造ラインを構築し、それを管理するシステムなども導入。現場の社員に組立作業を教え、定着するまでに数ヶ月掛かりましたが、その甲斐あって、継続的な依頼につながっています。

振り返って思うこと

お客様の現場を理解し、提供できるサービスを考える。提案し、受注したら仕組みを構築して、定着するまで現場に伴走しながら指導する。この一連の業務を、自分一人で行うには限界があるので、自らの意志で、新たな価値の創造に挑戦したいという人財を育成するのが、今の私の課題。大変だと思わず、クリエイティブな仕事だと思って、楽しんでやってもらえれば嬉しいです。現在、何人かの後輩と一緒に業務を行いながら、知識やノウハウを伝授しているところです。

N.Nさん (2000年入社)
鳳・泉北・八田営業所 所長

今や物流は、経済活動を支える重要な社会インフラ。仕事を通じて、さまざまな業界の裏側を垣間見ながら、さまざまな製品に携われることが魅力のひとつです。新しい仕事の依頼が来る度に、今度はどんな製品に関われるのか、私たちが提供するサービスで、お客様の業務がどう変わるのか、これから経験するであろうことを考えると、毎回楽しみで心がときめきます。この思いに共感してくれる後輩は、徐々にではありますが、確実に育ってきています。