もともと車が好きで、乗用車を運転しているとき、横を走るトラックを見て、「こんな大きな車を一度は運転してみたいな」と思っていました。そんな折、偶然目にした中本運送（現・アスト中本）の求人広告を見て、ドライバーに応募しました。当時、住んでいた家と会社が近く、通勤に便利だったのと、取引先が大手企業だったので、経営基盤がしっかりしていると思ったのが、入社の決め手です。

トレーラーに乗務して、海外から日本に届いた海上コンテナを、港よりお客様のもとへ運んだり、海外へ輸出するコンテナをお客様のもとから、港のコンテナヤード（※）へ運んだりするのが、私の仕事です。入社時は4トン車に乗務していましたが、10トン車を導入すると聞いて、社長に「乗りたい」と直談判。大型免許を取得しました。その後、トレーラーに乗務するようになり、10年以上が経過。荷物を時間通り目的地に届け、会社に無事戻ってきたときが一番ホッとするし、達成感を得ることができます。国を動かすのが政治家であれば、ライフラインを維持し、人々の暮らしや経済を支えているのがドライバー。その一端を担う者として、この仕事に誇りとやりがいを感じています。
※輸出や輸入の際に、荷物が入っている状態のコンテナを引き渡したり、受け入れたりする場所のことです。

福利厚生がしっかりしていて、上司も同僚も気さくで話しやすい人ばかりなのが、気に入っています。ドライバーというと、独り黙々と業務をこなすイメージをお持ちの方も多いと思いますが、手が空いていれば積み込み作業を手伝ったり、会社に戻ってきたトラックの着車を誘導し合ったり、ドライバー同士で助け合う風土が根付く、チームワーク抜群の職場です。また、社員の功績を称える制度が充実。「永年勤続表彰」の他に、従業員の優秀な成果を称える「模範表彰」や「改善提案表彰」、またドライバーには、燃費改善に寄与したことを称える「燃費表彰」や無事故・無違反の安全運転を称える「無事故表彰」などがあり、金一封が授与されます。